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クライアントサーバー型Tetra21と一般的なファイル共有型との比較
巷では、ネットワーク対応見積りシステムという表現の見積り積算ソフトをよく見かけます。 それらは多くの場合、ファイル共有型であるものがほとんどです。 ファイル共有型もネットワーク対応と呼べますが、実運用においてファイル共有型は多くの弱点を抱えています。 2、3名程度での見積り業務ならば問題はないでしょうが、数十名、あるいは複数部署にわたっての見積り業務を安全に行うにはクライアント・サーバー型以外には不可能です。 Tetra21とファイル共有型のシステムと比較して、何故、クライアント・サーバー型なのかをご理解いただけるでしょう。

 1.ネットワークトラフィックの違い

蓄積された物件データから任意の物件を探すときにファイル共有型見積りシステムでは検索の時間がかかってしまいます。 これは検索処理が発生するたびにすべてのデータがファイル・サーバーからネットワークに流れてしまい、ネットワークの負荷が増大するからです。

ファイル・サーバーの仕事はあくまでもデータの保存のみであり、データの処理自体は、クライアント側で実行されます。そのため、複数のユーザーが同時にアクセスした場合には、ネットワークの負荷が増大してしまいます。 これを解決するためには、データ ファイルの共有という手法そのものを見直す必要があり、クライアント・ サーバー型のシステム が必要されるのです。

Tetra21では、サブシステムが内部に種々のキャッシュ機構をもっており、クライアント、サーバー双方でネットワークトラフィック軽減に貢献しています。
 2.排他制御の違い

1 つのデータファイルを共有している場合、気付かないうちに複数ユーザーがレコードを読み書きしてしまい、他のユーザーによって変更中のレコードを読み取ったり、お互いの変更を上書きしてしまったりする可能性があります。(これらをデータの競合といいます)。

具体的なケース
 見積書を手分けして 2 人で作成していたが、1 人分の入力情報しか反映されていなかった。
 担当者 A がデータベース ファイルを開いている時、担当者 B は読み取り専用でしかファイルを開けないため、更新作業ができなかった。

もともとファイル共有型見積りシステムでは、お互いの更新をコントロールしたり、差分を競合なく反映したり、あるいは複数人で使用したりすることを前提とした機能は提供しておらず、通常 1 人のユーザーのみが利用することを前提としてつくられているのです。

Tetra21では、サーバー側が編集中のレコードにロックをかけ、あるユーザーがデータを編集している時に、別のユーザーがデータを更新できないようしたり交通整理をする機能を備えています。 これにより、複数ユーザーで同時にデータベースを更新するような場合にも、データが競合する心配はなく、たとえば複数部署や本支店の間でデータベースを統合し、活用することも容易になります。
 3.セキュリティの違い

企業で使用するシステムの場合、必要な人が必要なデータだけを扱えるような制限を設定することが重要です。たとえば、部署単位で制限する、一定の役職者しかアクセスできないように制限する、などです。Tetra21ならば、細かくオブジェクト単位にアクセス権が設定できます。

運用例
 管理者と見積部は読み取りと書込みができ、営業部は読み取りしかできない。
 担当者 A は見積書の作成、部材マスターの修正ができる。担当者 B は見積書の作成のみしかできない。
 役職者には、特別な金額欄が表示され、他のスタッフにはその金額欄を見えないようにする。