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Manhattan DACⅡへのバージョンアップ

昨年末に待ちに待ったManhattan DACから、Manhattan DACⅡへのバージョンアップを日本国内で受付てもらえるようになった。
年明けに思い切ってバージョンアップをお願いした。
バージョンアップ価格はManhattan DACⅡ定価の15%なので、海外製品としては良心的な価格だと思う。

なぜ、「思い切ってなのか?」は新・旧で全く音質が違うことが懸念されるからである。
オーディオ製品はすべての面で良くなることは希で、新しい方が良いところがあれば、旧来の方が良いところもあるので悩ましい。
しかし、デジタルデータを扱うICやデバイスの日進月歩は著しく、これらはアナログデバイスと違って新しいモノの性能が圧倒的に優ることが多い。

バージョンアップといっても、ソフトウエアやファームウェアのアップデートではなく、メイン基板の交換である。
すなわち、旧Manhattan DACの筐体、電源回路、表示部を使うだけで、それ以外は全交換なので、新しいDACの入手と同じと言える。

パンフレットには

World’s highest performance 130dB Sabre 9038 DAC chipset.
32 bit integer Class 2 USB2 driverless audio interface.
World class transparent analog preamp attenuators.
MQA hardware decoder.
PCM up to 384k, 32bit, MQA, native DSD up to DSD256, DXD, 130dB Dynamic Range.
Mytek Femtoclock Generator ™ 0.82ps internal jitter,Wordclock Input and Output.

と書いてあり、興味深いのは USB Audio Class 2 対応と MQA hardware decoder 搭載といったところ。

写真の下の方にある電解コンデンサに囲まれた中央にあるのが ESS社のSabre 9038 DAC chipset。
DAC chipsetの直近(上側)にある白く光っているのが Femtoclock Generator。

音質は予想通り、新しい方が良いところがあれば、旧来の方が良いところもあった。
一言でいえば、Manhattan DACⅡはSabre 9038 DAC chipsetの特徴のとおり「S/Nの良い繊細な音で、無音から一気に吹き上がるダイナミックレンジの広さを感じる気持ちの良さ」である。しかし、少し腰高の音になる。
旧来のManhattan DACは良い意味で「目立つところが無いごく普通の音」であり、落ち着いた安堵感のある音なので、音楽に浸れるところが良かった。

USB Audio Class 2 driverless audioはWindows10のバージョンによって振る舞いが異なるので、今は何とも言えない。
時間を掛けて探ってみたいと思う。
目的は音楽を愉しむことなので、じっくり使い込んでみたい。

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