最近のコメント

    PCオーディオ・インプレッション

    隔月刊「ジャズ批評2010年9月号」(157号)が発売になりました。
    特集は「ピアノ・トリオ in ヨーロッパ」で、1990~2010年までの20年間のヨーロッパのピアノ・トリオCDアルバム194枚をすべて解説付きで紹介されています。
    ヨーロピアン・ピアノ・トリオ好きのK’s にとって興味をそそる内容です。

    実は、K’s の記事も2頁ほど掲載されております。
    内容は、小倉のJAZZライブにおいて、 Wave File Player for Experimental を使ってSACDアルバムのマスター音源を再生。 ジャズ評論家の後藤誠一先生が、PCオーディオによるハイビット・ハイサンプリングマスター音源を聴いたインプレッションです。
    興味のある方は是非お読みください。

    少し古いPCのリニューアル

    K’s が2004年に組み立てたオーディオ用PC (Aopen i855GMEm-LFS とIntel PentiumM Processor)をハイレゾリューション音源に対応させたく、Windows XP から Windows 7 に入れ替えてみた。

    当時でも非力なPCだったので、Windows 7 が正常に動くか半信半疑でトライしてみた。
    インストール途中でプロミスの SATA & RAIDドライバーを要求してくるが Windows 7 対応のドライバーは無いため、駄目もとで Windows XP 用を使って RAID をセッティングしてみたが、無事にインストールできた。
    しかし、OSの立ち上がりが物凄~く遅い。(OS立ち上がり時のロゴ動画が途中で止まるほど遅い)
    Wave File Player は Reference と Experimental の両方とも問題なく動作し、ハイレゾリューション音源も正常に再生できて(音質も大丈夫だったので)ほっとした。
    ここで、Windows 7 のスコアを出してみた。非力なネットブックでも2.1のスコアなのに、結果はなんと1である・・・・・。(グラフィックスとCPUが滅茶苦茶低いのである。本当はもっと低いと思うが最低を1にしているようだ・・・)
    やっぱり6年も経っているので、どうしようも無く、現在のCPUとは比較にならない。

    いっぺんに気落ちして、マザーボードとCPUを入れ替えることにした。
    最近は何故かローエンドのPCばかり組み立てている、しかしK’s が使うには性能は十分なのだ。

    前回はインテルのエッセンシャル・シリーズで Atom プロセッサーを搭載した mini-ITX の Desktop Board D510MO を使った。 今回はもう少し性能の良いものが欲しく、インテルのクラシック・シリーズ MicroATX の Desktop Board DH55PJ と Core i3  プロセッサーを買った。
    前回のD510MOがCPU付で7900円、今回のDH55PJ とCore i3は17800円 だった。
    いつも思うことは、「いくら量産していると言っても、これだけ性能の良い物が、こんなに安くていいのだろうか?」とつぶやきながら・・・組み立てている。
    CPUやマザーボード開発の技術屋さんの努力には、本当に頭が下がる・・・・・。 感謝の気持ち一杯です。
    Windows 7 [...]

    PCオーディオの目的?

    K’sです。 最近、多くの方々から Wave File Player の音質評価レポートをお送りいただいております。
    ほとんどの方が「より良い音で聴きたい」という思いは同じですが、「PCオーディオの目的」が人それぞれで違うようです。

    ・ノートPCを使用。
    ・比較的ライトなオーディオ装置と接続して再生している。
    ・PC → 外付DAC(アナログ出力)→ プリメインアンプへ
    ・CDをリッピングして保存、PCの検索機能を使って目的のソースをすばやく再生したい。
    ・CDより高音質な音で聴きたい。
    という方が圧倒的に多いようです。

    私のように、純粋にオーディオが好きで
    ・デスクトップPCを使用。
    ・本格的なオーディオ装置と接続して再生している。(切り替えなど面倒な操作も苦にならない)
    ・PC+サウンドカード→(デジタル出力)→ 単体DAコンバータ → プリアンプへ
    ・ハイビット、ハイサンプリングのデジタルソースも再生したい。
    ・究極の高音質再生にチャレンジしたい。
    という方は、まだまだ少数派のようです。

    皆さんから「どんな機器を使うと良い音になるか?」という質問が多いですが、「一切お答えしておりません」と言うより「お答えできない」訳です。
    最終目的は「音楽を聴いて楽しむこと」ですから、その方が期待する音質に見合うオーディオ装置が必要になりますが、残念なことに、これを抜きにして「強い思い込み」と「都合の良い理屈」で発言される方が多いようです。

    期待する音質によって、オーディオ装置を整備する難易度も異なりますが、基本は入力ソースの微妙な違いを判別可能な状態にしておくことではないでしょうか?
    それに加え「生の演奏を聴く」機会を持つことも大切です。
    すなわち、耳を養っておき、正しい判別ができるようにしておくことです。
    これにより、ほんの僅かづつでも高音質再生に向けて前進することができ、長い月日の間に物凄い差ができる訳です。

    私は趣味のオーディオとはこのような事で、近道は無いと理解しています。
    今迄に、高価なオーディオ装置を所有している方なのに、部屋まで含めた特性のせいか、実にプアーな音で再生しているケースも沢山耳にしてきました。
    それよりはヘッドフォン出力が付いた外付DACとヘッドフォンだけで聴いている方のほうが、遥かに良い音だったという記憶もあります。

    今後は、再生ソフトの良し悪しを判断することも増えると思いますので、確かな耳を持った方を集って一緒になってPCオーディオを実験・研究して行ければ、と考えています。

    Appleサポートデスク体験記

    こんにちはLEOです。
    前回のエントリーに続いてiPadの話題です。
    我が家の第二のツールとしてiPadは活躍しているのですが、
    ひとつ問題点があり、PC経由でのiTuneとの同期が10回に1回くらいしか出来ない症状が出ていたのです。

    Appleのサイトで、不具合に関する対応方法を見ながら色々試したのですが、
    最終的に、素人の悲しさか、起動しなくなってしまいました(><)

    ということで、Appleのサポートデスクへ電話しました。
    色々とデスクの方の助言を受けながら修復を試みてみたところ、
    起動は出来るようになったのですが、相変わらず同期は取れない。

    とうとう最後は、ヘルプデスクではなく、技術セクション送りと相成りました。
    そちらのスタッフの方と話したところ「私の自作PCのチップセットにUSB関連のトラブルを抱えている」ということが判明しました。
    これを解決するには、新しいバージョンのiTuneを待つか、私のPCのBIOSのアップデートしかないということでした。
    前者は、リリースまで待たねばならず、後者のアップデートはリスクが高い・・・。
    悩みに悩んで(正味3分程度ですが)、後者を選択しました。
    結果、BIOSのアップデートは問題なくできて、iTuneの同期もスムーズにできるようになりました。

    かねてより、Appleのサポートデスクは良いと聞いておりましたが、
    噂に違わず「的確なアドバイスをしてくれるな」という感想を持ちました。

    メーカーの大切なところですね。

    趣味のPCオーディオ(2)

    最近、「Wave File Player を使いたい」という申込みのメールを数多くいただいております。 また、音質評価のレポートもかなりの数をいただき、好評をいただいております。 そういったレポートの集計も、いずれ発表したいと考えておりますので、お楽しみに!

    そのようなメールをいただき、少し気になることがあります。
    それは、音質のことではなく、PCオーディオを取り組んでいる方の年齢層です。
    私は58歳になり、オーディオ暦は40年を越し、PCオーディオ暦は7年です。 もちろんアナログ・レコードとオープン・デッキ全盛の時代を経験して、ディジタルオーディオからPCオーディオに移ってきました。 ですから、PCオーディオを趣味としている方の中では、当然年齢が高い方と思っておりました。 ところが、多くの方の年齢を拝見すると、私より先輩の世代の方のほうが多いのです。

    60歳台の方が圧倒的に多く、50%を超え、なんと過半数を占めます。
    次に50歳代で約20%です。30歳代、40歳代と70歳台を合わせても20%位です。
    10歳代と20歳台は合わせても数%であり、以外に少ないのがとても気に掛かります。

    これをPCオーディオを趣味としている年代と解釈するのは早合点と思いますが、若い世代の方は、おそらく一般的な再生ソフトやポータブルオーディオで満足されている(もしくは本格的なオーディオ装置の良い音を聴かれた経験がない?)ものと推測します。

    すなわち、「高音質再生に拘ったPCオーディオを趣味としている方」は高年齢の世代が圧倒的に多いものと解釈します。 ただ、この数値は私の周りのオーディオファイルとメールを戴いたオーディオファイルだけの集計なので、サンプルの分母と考えるのは不適切なのかも知れませんが・・・。

    でも、PCが高年齢の世代の方に、何の垣根もなく活用されているのは、頼もしい限りです。

    PCオーディオファイルの方から、こんな、コメントもいただきました。

    ①10代、20代にとっては、オーディオ機器が高額になり過ぎている。
    ②J-popなどリミッターを目一杯使っている音楽では、i-podやi-tunesによるヘッドフォン再生で十分楽しめ、本格的オーディオ装置での音質の良さが判かりにくい。
    ③オーディオは「おじさんの趣味」というイメージが確立してしまっている。

    なるほど・・・・

    iPad体験記

    こんにちはLeoです。
    2月の投稿でiPadについて話題にしましたが、
    幸か不幸かそのiPadを手に入れることができ、10日程経ちました。

    なかなか時間に余裕が無いため、
    残念ながらバリバリ使いこなしているとは言えませんが、
    初めて触れるiPadの世界について簡単なレビューを書き留めておきたいと思います。

    ちなみに私は、iPhoneもiPod Touchも持っていませんので、
    初心者であることをあらかじめ言っておきます。

    ■良い点
    ①ソファーに寝そべってインターネットが出来るのは良い。
    ②タッチパネルは使いやすい。慣性スクロールは慣れると便利だと思う。
    ③電子書籍は、思ったほど読みにくくなく、簡単に拡大表示ができるのでむしろ読みやすいと感じます。

    ■残念な点
    ①iTuneを通じて、iPadの設定や、様々なデータの転送、管理をすること。iPadが独立して出来るわけではない。
    ②タップしてのコピー&ペーストがやり辛い。

    【総論】
    PCの用途がインターネットやメールなどのライトユーザーにはぴったりのデバイスであり、十分代替となりうるでしょう。
    ただし、現状ではiTuneが必要であり、PCが不要と言うわけにはいかないので、PCの補完的なデバイスと考えばいいと思います。
    タッチパネルのUI(=操作のメタファ)は、やはり使いやすく、初めてiPadに触れた時のサクサクした操作感は感動しました。

    ためしにお絵かきソフトをインストールして、
    4歳の子供に使わせてみたところ、ものの数分で使い方を覚えました。
    PCのお絵かきソフトにはまったく興味を示さなかった子供が楽しそうに絵を書いていました。
    それほど簡単で理解しやすいと言うことです。

    まだまだ新しモノ好きの間での流行にすぎませんが、
    クラウドのフロントエンドツールとして将来有望なデバイスであると思います。

    iPadを使い込むより個人環境をクラウド化する作業に時間をとられる今日この頃です。

    趣味のPCオーディオ

    PCオーディオFan2(共同通信社 発行)にK’sの記事が掲載されたことにより、Wave File Playerを使ってみたいという多くのメールをいただき、申込者には2種類のWave File Playerをお送りしました。

    お送りした皆様からは、丁寧な評価レポートをいただき有難うございます。
    音質については、ほとんどの方が「今まで体験したことがない音」「音質の良さに驚嘆」「もうCDプレイヤーの音は聴く気にならない」など、私共が「びっくりするような」好評をいただきました。

    「びっくりする」ことが、もう一つあります。
    詳しくは、このページの右側のリンクの「よくある質問」に書いてありますが、Windows Vista や Windows 7を使われている方の多くが、CDからリッピングしたWAVEファイルを再生するときに、44.1KHz系ではなく、48KHz系(96KHzや192KHz)で聴いていることです。
    音質が今一歩という方にお聞きすると、一番多い設定は、なんと24bit/96KHzなのです。

    44.1KHz系の音源を48KHz系で再生すると、CDプレイヤーでの再生と比べて音質が勝るどころか、逆に劣ってしまいます。
    多くの方はPCの出力をDAコンバータに入れていると思いますので、DAコンバータが受け取ったビットデップス/サンプリング周波数を確認してみてください。
    PCの設定は自由度が高い反面、判り難いし面倒ですが、慣れだけの問題です。
    正しく理解/設定して、良い音でPCオーディオを楽しみましょう。

    まだ旧タイプのWave File Playerをお使いの方も結構多いようです。最新のものはWave File Player for Reference、Wave File Player for Experimentalともに、上記のような画面で、ソース ファイル インフォメーションの窓があるものです。
    最新版の申し込みは、このページの右側のリンクに「オーディオに関するメール」を用意しましたので、これをご利用ください。

    K's の誘惑(4)

    4月22日にPCオーディオFan2(共同通信社 発行)が発売になりました。
    月刊 Audio Basic のムック版です。
    K’sの記事も三浦孝仁さんとの対談形式で4頁ほど掲載されておりますので、興味のある方は是非お読みください。
    このムックの内容はこれからPCオーディオを始めようという方にぴったりで、PCオーディオの周辺機器などを体系的にうまくまとめて紹介されています。
    「OSによる音の比較試聴」、「マイクロソフトに聞くいい音の設定はこれだ」など、今までにない記事で興味をそそります。それと、付録のDVDに収納されている音源(高音質WAVファイル)も素晴らしい出来栄えです。

    昨年のPCオーディオFan(1)は人気があり売り切れになったようですので、購入される方はお早めに。

    また、PCオーディオFan2を読まれたオーディオファイルの方々からメールをいただき有難うございます。
    なるべく早い時期に「Wave File Player for Reference」を配布できるようにしたいと考えております。
    オーディオ専用のメールアドレスを用意しました。 すぐに返事ができない場合もありますが、了承ください。
    このページの右側のリンクにあります。

    K'sの誘惑(3)

    K’s が興味があって研究してる「PCオーディオ」について少し整理してみましょう。

    (長所)PCオーディオはとっつきやすい!

    ①音源のコピーや移動(PCとポータブルオーディオなど)が容易。
    ②本格的な装置で聴くと、再生音がいいぞと感じさせてくれる。
    (テンポが遅く感じる=脳が余分な処理をしなくて良い?)
    ③同品質の再生するためのコストが(圧倒的に)安価。
    ④音源を捜す手間が掛からない。(検索できる)
    ⑤音源を収納する(物量的な)場所が不要。

    (短所)PCオーディオで本格的な取組みを目指すと行き詰る !

    ①オペレーティングシステムに依存する部分が多い。
    (Windowsの場合、量子化周波数88.2KHzや176.4KHzの再生が困難)
    ②高音質なサウンドカードやそのドライバーがない。
    ③USBのDAコンバータやDDコンバータは続々と新製品が出ているが②と同様。
    ④音源、サウンドカード、ドライバーの組合せによっては、再生までに何度もDD変換されてしまう。
    ⑤音の良い(高音質な)再生ソフトが少ない。
    ⑥深層はまだまだ不明なことだらけ。
    (電源ケーブルやUSBケーブルで音が激変する事実は、論理的に説明できない)

    自分の思いつくままピックアップしてみましたが、今後PCオーディオが主流になっていくことは確実です。
    大多数の皆さんが「適当な音質で音楽を聴ければ良い」とお考えであれば、ハード、ソフト、音源、共に現状で充分です。 反面、高音質化への進化も遅いでしょう。
    皆さんが「もっと良い音で音楽を聴きたい」と声をあげれば、PCのポテンシャルを活かせる製品や音源が、どんどん出てくると思います。
    K’s はもちろん後者ですが、あなたはどちらでしょうか?

    当たるも八卦当たらぬも八卦

    実は私には予知能力があるのです。

    という書き出しをすると怪しげなブログになってしまいますが、事実です。
    こんにちはLEOです。
    ただし、完全に予想とは反対の結果になってしまうという意味で・・・生粋の外し屋なのです。

    実例ををあげますと、
    「このサッカー選手は将来、日本のサッカー界を背負ってたつ逸材になる!」
    と思って仲間に公言すると、
    怪我をして消えていくか、伸び悩みで中途半端な選手で消えていってしまいます。

    そうです、私に見込まれたプロサッカー選手は、ほぼ全員まともに活躍せずに消えていってしまうのです。
    仲間内では「サッカー版 デスノート」とさえ呼ばれています。

    単に見る目が無いとも言えますが・・・。

    さて、こういった特技(?)が仕事の方でも発揮されるかというと、そうでもないのです。
    この群雄割拠の世界では、テクノロジーの将来性をピタリと当て続けたり、逆に外し続けたりというのはなかなか難しいと思います。
    それぞれの分野で切磋琢磨して製品を作ったりしているわけですから、普及するきっかけは様々で、世に出た当初は駄目でも他の誰かが少し手を加えただけで、普及したりとかは往々にしてあります。

    そんな中で、私が大切にしている視点は、
    「必ずしも最高のテクノロジーや最新のテクノロジーが普及するとは限らない」です。
    加えて、
    「機能的に劣っていたり、またはチープであっても、テクノロジーのメインストリームになりうる」
    ということです。
    コンピュータのハードウェア、ならびにソフトウェアの世界では、上記の言葉が物語るような歴史ではないでしょうか。
    詳しくは「イノベーションのジレンマ」という本にありますので、ご興味のある方は一読をお奨めします。