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768kHzの再生音について!

K’sです。最新のチップを使ったDACを導入して5か月ほど経ちエージングも終わったので、楽しみにしていた768kHzの再生ををしてみた。
Wave File Playerのアップサンプリング機能を使っての再構成は24bit/384KHzが限界なので、24bit/768kHzネイティブの録音・再生にチャレンジしてみた。

民生機器で768kHz録音が可能なA/Dコンバーターは、以前のブログに記したとおり1機種しかなく選択の余地がないため、それを使うことにした。768kHzマルチトラックの編集が可能なソフトウェア製品も未だリリースされてないので、2チャンネル録音してレベル調整程度に留めた。

アコースティックギターやドラムの単一楽器ステレオ録音とし、マイクロホンはK’sが好きなラージフレームのコンデンサーマイクロホンで上限は20KHz程度なのでフィルター兼用として使え丁度良い。高いサンプリング周波数を使うのは、音楽の周波数帯域幅を増やすのではなく、周波数帯域幅を制限することによってて歪の少ない自然な音を記録するためだと思っている。


再生はESS Technology社の最新世代フラッグシップDACチップ「ES9038PRO」と旭化成エレクトロニクス社の32bitプレミアムDACチップ「AK4497」を搭載した2台のD/Aコンバーターを使って比較した。
肝心の再生音は、何の不具合もなく、ごく普通の高品位な音である。どちらのD/Aコンバーターも同じ印象であった。同時に録音した24bit/96kHzと比較しても、K’sの耳では音質といったレベルの差は判別不可能で、空気感の違いだけが判る、それもほんの僅かである。
K’sとしての結論は、通常の録音・再生であれば24bit/768kHzは必要ない思う。
無編集録音のままならともかく、通常の音源のように後から編集したり、マスタリングするのであれば、なおさらである。

ただし、768kHzの再生が可能なD/Aコンバーターで96kHzや192kHzを再生したときの音質は余裕たっぷりで、何とも言えない安堵感があり、リッチな音が楽しめる。
K’sが一番良く聴いていたMytek Digital社Manhattanの音に不満はないが、比較すると何となく古さを感じる。勿論、96kHzや192kHzの再生での音質のことである。最新チップを使ったManhattanⅡDAC基板へのバージョンアップ開始のアナウンスに期待したい。