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オーディオからみた Windows10 Creators Update

Windows10 Creators UpdateにはUSB AUDIO CLASS 2.0ドライバーが標準実装された。
K’sは何台かのPCのうち、デスクトップPC2台、ノートPC2台、オーディオ用途ではないがタブレットPC1台をWindows10で使っており、それらのPCにおいてCreators Updateを終え、半月ほど経ったところである。

さっそく、楽しみにしていたUSB AUDIO CLASS2.0ドライバーを3種類のUSB DACを使って検証してみることにした。
検証用のPCはどれもオーディオ再生専用で、Core i7、16または32GBのメモリーに低スペックのビデオカードと似たようなPCで、バージョン情報は画面のとおりである。

いづれのDACもメーカー供給の専用ドライバーをアンインストールしてリブートすれば、Microsoftのデジタル署名が付いた「バージョン10.0.15063.0」というUSB AUDIO CLASS2.0のドライバーが自動でインストールされる。
各DACのプロパティを詳細タブで確認すると共有モード時のビット深度とサンプルレートが次の画面のように表示された。


何故か、何もしない状態では、あらゆるビット深度(16bit、24bit、32bit)でサンプルレートが48KHzのみ、あらゆるサンプルレート(44.1KHz~384KHz)でビット深度が32bitのみ、と対照的である。
音質の評価をするには相応の時間が必要なため、現時点では何とも言えないが種々(44.1KHz~384KHz)の音源はすべて問題なく再生できた。
不具合のある1機種のDACを専用ドライバーに戻すと、画面のとおりビット深度とサンプルレートの選択肢が増えたが192KHz止まりである。
すべての組み合わせで試してみた訳ではないが、USB AUDIO CLASS2.0のドライバーでは384KHzが再生できるのに、専用ドライバーでは選択の余地がないところが不思議だ。


このように沢山のビット深度が選べると、ビット深度による音質の違いを気にされる方が多いが、K’sは気にしないことにしており、あらゆるサンプルレートの音源を24bitのみで聴いている。(プロ・オーディオ向けの雑誌で16bit、24bit、32bitの違いを比較している記事があったが、K’sは聴いてもその差は判らないし、仕組みから考えても判らないのが当然だと勝手に思っている)

次にASIOを使って再生してみたが、種々(44.1KHz~384KHz)の音源は、いづれも何の問題もなく、すんなり再生できた。
DACによっては、USB AUDIO CLASS2.0のドライバーが自動でインストールされた初期状態の不具合や、再生できないサンプルレートもあるが、近いうちに改善されることを期待して、「概ね良し」と評価したい。
「USB AUDIO CLASS2.0ドライバーの必要性?」の是非は別にして、これでDACメーカーの専用ドライバーをインストールしなくても最低限の再生ができるようになった。

暫くの間は色々と試したいので、1台のPCだけをCreators Updateから「回復」で「前のバージョンに戻す」を選び、以前のビルドのWindows10に戻しておくことにした。
そのときに「以前のWindows10に戻す理由」を書き込める画面があったので、USB AUDIO CLASS2.0ドライバーを使った感想を詳しく記入しておいた。