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ミュージシャンと・・・

予定通りミュージシャンの皆さんと録音のコンセプトについて打ち合わせを行った。
K’sのシステムの中でミュージシャンにとってPA装置に近く馴染み深いと思われる、3Wayスピーカーシステム(TAD TL-1601a ウーハー×2、JBL 2450J コンプレッションドライバー+ウッドホーン、JBL 2405 トゥイーター)を、チャンネルデバイダー系由で、50WのA級アンプ×3台のマルチアンプシステムでドライブして、マスター音源を6~7曲聴いていただいた。
勿論、ジャズのインストルメンタルとボーカルものです。

聴き始めた途端にミュージシャンの目が輝き(耳がダンボになり)、録音という行為に対して成果物である音源のクォリティーについて、「半ば諦めていたことが、本当は可能である」ということに確信をもっていただけたようです。「良い作品を作りたい」ということに全員のベクトルが一致して気合が入り、そういった意味で良いキックオフになりました。

オーディオの醍醐味を体感していただいた音源は、K’sがミックスとマスタリングを行った比較的ダイナミクスの大きなPCM24bit/96KHzのWAVファイルです。それでも有効ダイナミックレンジは50dB程度なのです。
K’sが言いたいのは、録音や編集の時は24bitもしくは32bit(フローティング)必要ですが、「再生のことだけを考えた場合は16bitで充分ではないか?」と言うことです。
すなわち、「24bit/96KHzで録音した場合は、16bit/48KHzを聴くための(正しくはD/Aコンバータに渡す)音源にしてはどうか?」と考えます。
この場合、ソフトウェアDACで前処理して16bit/48KHzにしても良いし、予め、傾きデータ入りの16bit/48KHzWAVEファイルを作っておいても良いと思います。

今更なぜ、低スペックの16bit/48KHzや16bit/44.1KHzにするかと言うと、「市販の音源に24bitを有効につかっているダイナミックレンジの大きなものは殆どない」ということと、「現在の半導体技術で本当にハイレゾリューションの音源を正確にD/A変換できているのか?」ということに疑問を持っているからです。
要するに「正確にD/A変換するには、逆に低スペックの方が有利である」と言うことです。
ここら辺のことを、音源制作から再生までを通して、SALさんと一緒に、色々実験していきたいと考えます。

それには、まず、良い音源を作らなければなりませんが、K’sはピアノの録音で悩んでいます。マルチマイクで録りますが、ベースやドラムは今までも思い通りに録れております。
ピアノは、「音色を優先に録るか? 位相を揃えてとるか?」、「リッドに反射した音を中心に少し離して録るか?、弦やハンマーの音を中心に近接で録るか?」これらは、両立しないようなので困ります。
少し安易な考えですが、マイクをピアノに6本割り当てて、両方のスタイルで録っておこうと考えています。

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