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PCオーディオを愉しんでいる人に読んで欲しい本

K’sです。
PCオーディオに取り組んでいる方やDACの購入を検討している方に是非読んで欲しい書籍を紹介します。

実はオーディオの書籍ではなく、「しくみを知れば真の波形が見えてくる」というディジタル・オシロスコープ実践活用法なのです。
ディジタルオーディオ関連の雑誌や本も沢山ありますが、抽象的な概念での表現が多く、本質が見えてこない書籍が大半です。
勿論、詳しく書かれた書籍もありますが、多くは英文なので敷居が高くなってしまいます。
K’sはこの書籍を年末に入手して何度も繰り返し読みましたが、オーディオの書籍より判りやすくディジタルオーディオの本質が見えてくるのです。
きっとDACの選択や再生ソフトの選択にも役に立つと思います。
的を外したオーディオメーカーの売り文句や、パンフレットに書かれている意味のない技術解説にも惑わされなくなる筈です。

しくみを知れば真の波形が見えてくる
ディジタル・オシロスコープ実践活用法
天野 典 / 著
B5変型判 176ページ 定価2,376円(税込)
JANコード:JAN9784789840989

電子回路の真の波形を捕らえるためには,測定器本体やプローブのしくみから理解して,オシロスコープの性能や機能を100%引き出す必要があります.
波形を目視で観測できるオシロスコープは,電気の振る舞いを観測できる大変便利な測定器です.
しかし,動作原理を無視してスイッチやつまみを設定すると,誤った計測をしてしまいます.
本書では,陥りやすい誤った使い方から正しい使いこなし方までを,実際の回路での使用事例を交えながら解説します.

K’sがオーディオファイルとして興味深く読むことができた内容は以下の部分でした。

第1章 刻々と変化する信号を測定する
1.3 電圧レベルと時間の分解能の考え方
1.4 電圧の確度は直流で決められている

第2章 三つの重要な性能指標とその意味
2.1 三大性能その1:周波数帯域
2.2 三大性能その2:サンプル・レート
2.3 三大性能その3:レコード長

第3章 オシロスコープの種類と動作原理
3.4 ディジタル・オシロスコープの限界と進歩
3.5 ディジタル・オシロスコープの構造

第4章 電圧や時間を「正しく」測定するための基礎知識
4.1 測定に必要なレコード長を選ぶ
4.2 目視確認で重要な波形取り込みレート
4.3 電圧を「正しく」測定するために
4.4 時間を「正しく」測定するために

第6章 測定に不要なノイズを減らすノウハウ
6.1 必要な周波数帯域で信号を測定する
6.3 単発波形に適用できる移動平均
6.4 ピーク検出機能と低サンプル・レートの併用

第8章 信号をプローブで正しく取り出す
8.1 測るということ自体が誤差を招く
8.7 誤差を招く三つの要因

第11章 高速信号の扱いと測定方法
11.2 電気信号を波として考える
11.3 高速オシロスコープによる波形測定

折角なので以下にディジタル・オシロスコープで見たDACのアナログ出力の波形を記します。

実勢価格3万円位のDACによる、24bit96KHzで出力した1KHz方形波ですが、最近のDACは随分性能が良くなりました。
オーディオメーカーが技術解説に使っている正弦波ではなく、方形波なのがミソです。
この続きは近いうちに・・・

 

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